中国外務省は相互関税をめぐる協議を始めるにはアメリカ側が高関税を取り下げるべきとの考えを示しました。
中国外務省の報道官はきょう午後の会見で、ホワイトハウス報道官が相互関税の交渉について「ボールは中国側にある」と発言したことに対して次のように述べました。
中国外務相 林剣報道官:
もしアメリカ側が本当に対話を通じて解決したいのであれば、こうした一連の極端な圧力をやめるべきだ。
中国外務省の報道官は協議を始めるにはアメリカ側が中国に課している一連の高関税を取り下げるべきとの考えを示しました。
その上で報道官は「脅しや威嚇をやめて対等、尊重、互恵を基本に中国と対話すべきだ」と強調しました。