福岡県飯塚市で開催中の車いすテニスの国際大会に、日本が誇るパラリンピックの男女金メダリストが登場しました。
15日に開幕した飯塚国際車いすテニス大会は、16の国と地域から世界トップクラスの89人の選手が出場しています。
16日の注目は小田凱人選手(18)。
フランスの選手との初戦に臨みました。
まだ18歳ながら、去年のパリパラリンピック、男子シングルスで金メダルを獲得するなど世界トップの実力を誇る小田選手。
力強いショットを次々に打ち込むと、客席からは大きな拍手が送られました。
日本では約7カ月ぶりの大会出場となる小田選手は危なげなく初戦を突破、この大会3連覇に向け好スタートを切りました。
◆小田凱人 選手
「(飯塚では)シングルス、今のところ全部勝っているので負けられない。ずっとこの大会で王座に君臨していたいと思っています」
女子ではパラリンピック2種目で金メダルを獲得した上地結衣選手(30)が登場、こちらも初戦を勝利で飾りました。
世界6大大会の一つ、飯塚国際車いすテニス大会は4月20日までの開催で、最終日には男女シングルスの決勝が行われます。