「自分が撮影した画像を送るだけで報酬が得られる」などと嘘の副業を勧められた秋田市の20代の女性が、現金145万円をだまし取られました。
秋田市に住む20代の女性は4月9日、スマートフォンで動画アプリTikTokを閲覧中、副業に関する広告を見つけて見知らぬ相手とLINEでやりとりを始めました。すると女性は「自分が撮影した画像を送るだけで報酬が得られる」などと説明され、指示通りに画像を相手に送信したところ、報酬を示すメッセージが送られてきました。
相手を信用した女性は、その後インターネットで商品を仕入れる仕事を勧められ「バイヤーとして技術を身に付けてほしい」「仕事を覚えるために講師を紹介するので教養を受けてほしい」などと言われました。
女性は教養費を請求され、相手の指示に従い指定口座に6回にわたって現金計145万円を振り込み、だまし取られました。
不審に思った女性がインターネットで調べたところ、同じ手口の相次ぐ詐欺被害を知ったため、警察に相談して被害が明らかになりました。