自民党の旧二階派は15日、政治団体の解散届を近く総務省に提出することを決めた。
旧二階派は、政治資金パーティーを巡る問題を受けて解散する方針をすでに決め、事務的な手続きを進めていたが、15日午後、東京都内に所属していた議員らが集まり、政治団体の解散届を近く提出することを了承した。
複数の出席議員が明らかにしたもので、会合には会長だった二階元幹事長や伊吹元衆院議長、武田元総務相ら約30人が出席し、二階氏は「今までお疲れ様でした」と議員らに声をかけたという。
また、派閥に残った資金を自民党本部に寄付することも決まった。