13日に開幕した大阪・関西万博。
世界の視線が注がれるこの場所で、福岡の伝統工芸品が注目されています。
その工芸品とは博多人形。
万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」が、覆面レスラーにコブラツイストをかけられている異色の作品です。
気になるお値段は、なんと440万円。
一点もののお土産として売り出されましたが、なんと開幕からわずか30分で売約済みとなりました。
この作品を手がけたのは、博多人形師の中村弘峰さん。
大正時代から続く老舗人形工房の4代目です。
これまでゴジラやアスリートなど伝統工芸の枠を超えた作品を手がけてきた中村さんは、万博で注目されたこのお土産にも自身の世界観を反映させています。
世界各地の技術の粋が集まる万博で、福岡の技がしっかりと存在感を示しています。