環境省は、不要になった「リチウムイオン電池」の回収を徹底するよう全国の市区町村に要請しました。
モバイルバッテリーなどに使われる「リチウムイオン電池」を巡っては、ほかのゴミと混ぜて捨てられることで、回収する際などに発火するケースが相次いでいます。
2023年度は全国の市区町村で8500件を超える火災などが発生しています。
これを受けて環境省は、家庭から出される不要になったすべての「リチウムイオン電池」について、全国の市区町村が回収するように求める新たな方針をまとめ、15日に通知しました。
通知には分別収集の実施に加え、回収ボックスも設置することなどを盛り込みました。