全国で「城ブーム」が続いていますが、14日は「ある名前」だと得をするキャンペーンの話題です。
神奈川県にある小田原城。
「難攻不落」として知られるこの城ですが、明治時代に一度は解体された歴史が。
その後、1960年に市民たちを中心に一枚100円の瓦を寄付した「瓦一枚運動」と呼ばれた取り組みもあり「天守閣」が復興されました。
その時の瓦も残る65年後の2025年。
「天守閣」を訪れた人は3000万人を突破しました。
その人気の理由の一つが「忍者」なんです。
戦国時代、北条氏を陰で支えたとされる「風魔忍者」。
その忍者ショーなど、外国人観光客を中心に人気となっています。
担当者もこんな力の入れようです。
小田原市観光協会・朝尾直也さん:
私もコスプレで忍者をやっているわけではなくて、小田原城で忍者体験をやっている。家族連れ、歴史ファンもいるけれど、幅広い方々も楽しめる。
そして、現在行われているのが「集え!全国の小田原城さん」キャンペーンです。
名前に「小田原」か「城」が含まれる人は無料になるというもの。
これまでに約100人が訪れ、中にはこんな珍しい名前も…。
小田原市観光協会・朝尾直也さん:
名字が小田原、下の名前が城という方がいることを聞いた。小田原・小田原城を身近に感じていただきたい。歴史ファンだけではなくて、小田原に興味を持ってもらえるようなキャンペーンをやってみたいと企画した。
そして3000万人記念で「御朱印」ならぬ、特別な「御城印」も数量限定発売。
「小田原城さん」が得をするキャンペーンは、6月30日まで開催予定です。