投資家の警戒感がいくぶん和らぎ、日経平均株価は一時700円以上値上がりしました。

週明けの日経平均株価は値上がり基調が強まり、3万4000円台を回復しました。

スマホなどを相互関税の対象から外すとの11日のトランプ大統領の発表を受けて、先週末のニューヨーク市場は主な指数が揃って上昇しました。

東京市場でも半導体関連銘柄を中心に買いが広がりましたが、トランプ大統領が「除外は発表していない」としたことから警戒感が続いていて、市場関係者からは「トランプ政権の関税政策は二転三転する」との声が上がっています。

一方、外国為替市場の円相場では、1ドル=142円台をつけ、ドルを売って円を買う動きが強まっています。

14日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、先週末11日に比べ、529円94銭高い、3万4115円52銭、TOPIX(東証株価指数)は、2503.93でした。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。