ウクライナ北東部の都市スムイがロシア軍の攻撃を受け、30人以上が死亡しました。
スムイの地元当局は13日、中心部が2発の弾道ミサイル攻撃を受けたと発表しました。
住宅や教育機関などが被害を受け、少なくとも34人が死亡し、117人が負傷したということです。
キリスト教の復活祭「イースター」まで1週間となる13日は教会で記念の礼拝などが行われる日で、ゼレンスキー大統領はSNSで「市民が教会に行く日を狙った悪質な攻撃だ」と非難し、「話し合いでは弾道ミサイルを止めることができない。世界の強力な対応が必要だ」と訴えました。
一方、ロシア国防省は、ウクライナ軍がロシアとアメリカの合意に違反してエネルギー施設を2回攻撃したと主張しました。
その上で、ロシア空軍がウクライナ軍のF-16戦闘機1機を撃墜したと発表しました。