この冬の雪による死傷者が1126人にのぼっていたことが明らかになりました。
総務省消防庁によりますと、2024年11月から2025年3月末までに雪による事故で死亡した人の数は、交通事故や転倒を除いて67人にのぼり、重傷408人、軽傷651人と合わせた死傷者は1126人だったことがわかりました。
死傷者の数は、前の年の同じ期間の402人と比べて、3倍近い数字です。
死亡した人の内訳を見ると、新潟県が16人で最も多く、次いで北海道11人、青森県10人と続き、死亡時の状況は屋根の雪下ろしなど除雪作業中の事故が51人で最多でした。
住宅は全壊8棟を含む441棟が倒壊や破損、浸水の被害を受けました。