本格的な茶摘みシーズンを前に、福岡県八女市で恒例の新茶祈願祭が開かれました。
広大な緑の茶畑に力強く伸びる黄緑がかった柔らかい新芽。
全国有数のお茶どころ・八女市では、本格的な新茶の収穫シーズンを迎えようとしています。
11日、八女中央大茶園の五社神で開かれた新茶祈願祭には、生産者など約80人が参加。
摘み取られたばかりの新茶を祭壇に献上して、今年の豊作や作業の安全を祈りました。
冬の気温が低かったため、お茶の生育が若干遅れているものの、霜による被害もなく、高品質の茶葉が育っているということです。
◆JAふくおか八女 茶業部会 八女支部 斉藤勝裕 支部長
「じっくりと育ったお茶の芽が生育しているので、養分をしっかりと吸収して、おいしいお茶が取れることを期待しています」
本格的な新茶の摘み取りはこれからで、4月19日には初入札が行われる予定です。