北海道湧別町の芭露漁港で、4月11日、ホタテの養殖漁業を営む湧別町に住む50代の男性が 行方不明となり、警察と海保が捜索を続けています。
4月11日午前4時半ごろ、「兄が家に帰ってこない」と40代の弟から警察に通報がありました。
海保によりますと、男性は10日午後4時ごろまで、弟と所有する作業小屋でホタテの養殖作業をしていました。
弟はその後帰宅しましたが、11日早朝になっても男性が家に帰ってこないことから、警察に通報しました。
警察が漁港を捜索したところ、作業小屋付近で、エンジンキーが刺さった状態の男性の軽トラックを発見しました。
さらに、海保が漁港の防波堤の先端に、男性の財布を発見しました。
現時点で男性はみつかっていません。
現場の気温は12℃、水温は5℃でした。
海保と警察は男性が防波堤などから転落した可能性もあるとみて捜索を続けています。