突然のトランプ大統領の発表を受けて、日経平均株価は歴代2位の上げ幅となりました。
前日のニューヨーク株式市場では、トランプ大統領が第2弾の相互関税の一時停止を発表したことを受け、ダウ平均は(前日比2900ドル以上上昇)過去最大の上げ幅を記録しました。
東京市場でも、この流れを引き継いで全面高の展開となり、平均株価は一時2900円以上値上がりしました。
トランプ大統領の関税政策に振り回され、乱高下する展開が続いています。
投資家(30代):
どうせ多分またコロコロ変わると思う。気にはしてないです。
市場関係者は「一時的に投資家心理は改善したものの、トランプ政権が関税の再発動をちらつかせる可能性もあり、引き続き状況を見極める必要がある」と指摘しています。
平均株価の終値は、9日に比べて、2894円97銭値上がりし、上げ幅として歴代2位を記録しました。
一方、外国為替市場の円相場は、トランプ大統領の発表直後にドルを買って円を売る動きが強まり、一時、1ドル=148円台まで値下がりしました。