9日午前、上益城郡山都町を流れる御船川で、護岸工事に従事していた25歳の男性が、倒れてきたコンクリートの塊に挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場では2年前の水害で被災した護岸の復旧工事が行われていて、工事を発注した県は警察などと事故の原因を調べています。
9日午前9時ごろ、山都町を流れる御船川で、護岸工事に従事していた男性が、倒れてきた柱状のコンクリートの塊に挟まれました。
警察や県によりますと、この事故で熊本市西区蓮台寺に住む会社員、別府 彪飛 さん(25)が心肺停止の状態でドクターヘリで病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。
御船川では、2023年7月の大雨で金内橋が崩落したり、護岸が壊れたりするなどの被害が発生。
現場では、コンクリートのブロックを積んで被災した護岸を復旧させる県発注の工事が行われていたということです。
警察や県はコンクリートが倒れた原因などについて調べています。