三菱UFJ銀行は、初の試みとして大学構内に期間限定でブースを出店し、口座開設“初心者”の学生をターゲットに新たな顧客の獲得を目指します。
日銀の利上げ局面とともに、「金利のある世界」が到来する中、メガバンクを中心に新たな預金口座の獲得競争が熱を帯びてきています。
こうした中、三菱UFJ銀行は9日、帝京大学板橋キャンパス内に3日間限定でブースを出店しました。
三菱UFJ銀行が大学内に出店するのは、これが初めてです。
ブースでは、スマホのアプリで手続き可能なスマート口座が開設できるほか、クレジットカードの利用方法などの相談もできます。
三菱UFJ銀行の木田圭亮カスタマーサービス推進部次長は、「ニーズのあるところに、われわれが出張っていくという新しい形に挑戦する中で、大学生になって初めて、自分が管理する口座を作る人が一定数いると考えた。今後、社会人になっても資産を増やしたい住宅ローンを借りたいなど、長いおつきあいを持っていきたい」と今回の狙いを語りました。