新学期を迎えた子供たちの交通事故を防ごうと、宮城県石巻市の小学校の通学路では、警察によるスピード違反の取り締まりが行われました。
この取り締まりは通学路での交通事故を防ごうと、石巻警察署と交通機動隊が合同で行ったものです。
4月9日は、午前7時から石巻市吉野町にある湊小学校の通学路で、子供たちの通学時間に合わせて、持ち運びができる可搬式オービスと呼ばれる装置を使って、スピード違反の取り締まりが行われました。
石巻警察署によりますと、約1時間半の取り締まりで、シートベルトをつけずに運転したなどとして、3人が摘発されたということです。
石巻警察署 佐藤康治交通課長
「ハンドルを握った際は思いやりとゆとりの気持ちを持って、子供を見たら急な飛び出しなどに備えることができる安全運転に努めてほしい」
県警によりますと、今年、県内で起きた交通事故のうち人身事故は929件で、前の年の同じ時期より63件多くなっています。