大郷町議会の解散の是非を問う住民投票をめぐり、仙台地裁が執行停止を求める議員の申し立てを認めました。

大郷町では、大規模なサッカー場などを建設する「スポーツパーク構想」をめぐり、構想に反対する議会の解散の是非を問う住民投票が4月20日に行われる予定で、3月31日から期日前投票が始まっていました。

一方、町議会議員3人は議会の解散請求に向けて町民が集めた署名の中に「無効な署名が含まれる」などとして訴えを起こし、判決が出るまで投票の一時停止を求めていました。

仙台地裁は4月8日、「署名の中に死亡した人や代筆の要件を満たしていないものがある」とし、議会の解散請求に必要な署名の数を下回っている可能性が高いと判断し、議員の申し立てを認めました。

大郷町 田中学町長
「町の対応はまだ何も決まっていませんので、どうしていくかは決まっておりません」

仙台放送
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