相互関税の上乗せ分の発動により、輸出企業を中心に日本経済に大きな影響が広がることが心配されています。
静岡県で農園を運営する日本茶業者では、35年前からアメリカへの輸出を始めました。
アメリカへの輸出を行う茶業者:
(関税が)本当に想像以上の数値。
静岡県の日本茶の輸出額は、2023年までの4年間で約2.5倍に増えていて、輸出先はアメリカが最も多いということです。
アメリカへの輸出を行う茶業者:
末端の(アメリカへの)お客さまに対しての影響が必ず出てくると思うので、非常に心配をしている。
関係者からは、最悪のシナリオに近いとの見方が示される中、今後の戦略をどう立て直すのか不安の声が広がっています。