今年度、新たにできた宮城県大崎市の鳴子小中学校では8日、新学期が始まりました。
子供たちを出迎えたのは“黒板アート”です。描かれているのは菜の花とサクラ。鳴子温泉が誇る美しい光景が、繊細なタッチで表現されました。新たな門出を記念して、地元の宿泊施設が岩手県に住むイラストレーターに依頼したそうです。
児童
「すごくきれいで、春っぽい」
鳴子小中学校として迎える初めての始業式には、1年生を除く159人が出席しました。鳴子小中学校は児童、生徒数の減少を受けて、鳴子温泉地区の小学校3校と中学校1校の再編統合により、この春、小中一貫の義務教育学校として開校しました。
新たな環境で迎える新学期。子供たちに目標を聞きました。
6年生
「1年生や低学年に優しくできる人になりたい」
「みんながちゃんとあいさつしたら、返ってくるような明るい学校にしたい」
「他の人たちとも協力して励まし合い、良い学校にしていきたい」
鳴子小中学校では4月9日、入学式が行われます。