トランプ大統領による関税強化への警戒が続くなか、8日の日経平均株価は、前日の急落から一転して大幅に値上がりし、1876円高い3万3012円58銭で取引を終えた。
8日の東京市場は、前日から一転して自動車や半導体関連など急落した銘柄を買い戻す動きが広がった。平均株価は一時2100円を超えて値上がりし、3万3000円台を回復した。
市場関係者の間では、石破首相とトランプ大統領による電話会談を受け関税措置見直しへの期待感が出ている一方で、景気悪化への懸念は根強く、一時的な反発に過ぎないとの声が上がっている。