日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念して、枕崎市の酒造会社でイベントが開かれました。
このイベントは2024年12月、日本酒や焼酎など日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたのにあわせて、南薩の本格焼酎の酒造りについて広く知ってもらおうと開かれたものです。
薩摩酒造・吉元 義久社長
「ユネスコの無形文化遺産に登録されたということ。焼酎造りの造りの部分や文化的な背景、地域に根ざしたところなどを皆さんによく知ってもらうことが我々の役割」
イベントでは、一般から募った約30人ほどの参加者が蒸留所を訪れ、焼酎文化について詳しい鮫島吉廣さんによる講演やパネルディスカッションを通じて、焼酎についての学びを深めていました。
また、香りや色など異なる特徴を持つこうじの食べ比べや、数十年前の銘柄と現代の焼酎との違いを楽しむ飲み比べなど様々な体験も行われ、参加者は焼酎の歴史を感じているようでした。
来場者
「明治の焼酎がおいしかった。まろやかで。黄こうじが」