8日の日経平均株価は7日の急落から一転し、一時2000円を超えて値上がりしています。

トランプ政権の関税強化による景気冷え込みへの警戒が続く中、東京市場の株価急落に続き、7日はニューヨーク市場でもダウ平均が約11カ月ぶりの安値となりました。

8日の東京市場は一転して、自動車や半導体関連など急落した銘柄を買い戻す動きが広がっています。

市場関係者の間では、石破首相とトランプ大統領による電話会談を受け関税措置見直しへの期待感が出ている一方で、景気悪化への懸念は根強く、一時的な反発に過ぎないとの声が上がっています。

8日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、7日に比べ1894円08銭高い、3万3030円66銭、TOPIX(東証株価指数)は、2438.30でした。

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