少子化が進むなか、岩手県九戸村では4月7日に5つの小学校が統合して新設された九戸小学校の開校式が開かれました。

九戸小学校は校舎を活用する伊保内小学校と長興寺・戸田・山根・江刺家の5つの小学校が統合し、村内唯一の小学校として誕生しました。

7日の開校式にはそれぞれの小学校に通っていた2年生から6年生までの児童158人が出席しました。

式では大久保勝彦村長から尾崎尚子校長に5校が1つになったことを表す校章が描かれた新しい校旗が授与されました。

続いて児童の代表が「183人で笑顔あふれる最高の九戸小学校をつくっていきましょう」と誓いの言葉を述べました。

児童たちは全員で新たにつくられた校歌を歌いました。

3年生の教室では子どもたちが好きな食べ物を伝え合ったりして距離を縮めていました。

3年生の児童からは「友達の名前を増やしたいし友達をいっぱいつくりたい」「(うれしいのは)人数が多いこと。いろいろ遊べる」などの声が聞かれました。

8日は1年生25人を迎えて入学式が行われ、全校児童183人で九戸小学校の新たな歴史を刻んでいきます。

岩手めんこいテレビ
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