岩手県産の養殖ワカメの入札会が4月7日に岩手県大船渡市で開かれ、山林火災で加工施設などが被災した綾里漁協の塩蔵ワカメが最高値で落札されました。

養殖ワカメの入札会は大船渡市の県漁連南部支所で開かれ、気仙・上閉伊地区の9つの漁協から約269tの養殖ワカメが上場されました。

会場には全国から33社の買い付け業者が入札に参加し、ワカメを手に取って品質を見定めていました。

入札の結果、山林火災で加工施設などが被災した大船渡市の綾里漁協の塩蔵ワカメが10キロあたり2万6000円余りと最高値で落札されました。

入札参加業者からは「去年と比べて数量も出ているし順調」という声が聞かれました。

県漁連 佐藤浩文参事
「物は素晴らしい。岩手のワカメというものが出来てきているので。実入りも良くて色も良くて素晴らしい」

気仙・上閉伊地区の養殖ワカメの入札会は今シーズンあと3回開かれる予定です。

岩手めんこいテレビ
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