岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災について、大船渡市は4月7日午後5時半から会見を開き「鎮火」を宣言しました。
発生から41日目の4月7日、大船渡市の渕上清市長は午後5時半からの会見を開き、山林火災の「鎮火」を宣言しました。
鎮火に向けては消防が5日に地上からの調査で熱源がないことを確認。
7日は県の防災ヘリに渕上市長や消防署長などが乗り込み、午後4時ごろから上空偵察を行った結果、熱源などは確認されず再燃の恐れがないと判断しました。
この山林火災は2月26日に赤崎町合足地区で発生。
焼失面積は平成以降国内最大となる約2900ヘクタールで、住宅などの建物被害は221棟に上り、男性1人が死亡しました。
出火原因はまだ分かっておらず、市や消防は引き続き調査するとしています。