5日、紺色のスーツ姿で茨城・つくば市にある筑波大学の入学式に出席された秋篠宮家の長男・悠仁さま。
式に先立ち取材に応じた悠仁さまは、新たに始まる大学生活への抱負を「新たな生活に不安を感じることもありますが、これからのひとつひとつの経験を大切にしていきたいと思っています。改めて見ていましても広いキャンパスですし、そして緑が豊かであると感じています。このキャンパスで学生生活を送れることをうれしく思っています」と笑顔で述べられました。
さらに学業以外の活動も楽しんでいきたいと笑顔で語られました。
悠仁さまが通われる筑波大学のキャンパスは森に囲まれていて、敷地面積258ヘクタール、東京ドーム55個分もの広さがある筑波大学。
キャンパス内の移動手段について、悠仁さまは「授業の合間とか自転車に乗って移動しようと思っています」と述べられました。
その後、式が行われる講堂に入場した悠仁さまは、周囲の学生とあいさつを交わし、にこやかに談笑される様子も見られました。
一体どんな会話だったのでしょうか。
悠仁さまと会話した学生が当時の様子を明かしてくれました。
悠仁さまと会話した学生:
席が指定されていたとかではなくて(講堂に)入った順番に座っていく感じだった。周りの友人らが「あれ悠仁さまじゃない?」みたいな感じで言っていて、それで私ももしかしてと思っていたという感じです。座って実際に右を見てお顔を確認するまでは本人だとわかっていなかったので、確認して「あっ本当だ」ってすごくびっくりして。
まず初めに交わした話題は“交通手段”だったといいます。
悠仁さまと会話した学生:
どういった交通手段で来られたのか純粋に気になったので、「今日はどちらからいらっしゃったんですか?」と聞いたりとか。そしたら悠仁さまも答えてくださって、私がどういった交通手段を使うか関心を持ってくださいました。
悠仁さまの人柄についても…。
悠仁さまと会話した学生:
本当に優しそうで、温かな話し方をされる方だなと思いました。どういうふうに呼んだらいいんだろうってことで、その時に「普通に名前でいいよ」っておっしゃっていたのを覚えています。
悠仁さまは、幼いころからトンボなどの昆虫に関心を寄せ、昆虫や自然について広く学ぶため、筑波大学の生物環境学群生物学類に進学されました。
悠仁さまと会話をした学生は、ともに過ごすキャンパスライフについて期待を膨らませていました。
悠仁さまと会話した学生:
やっぱりテレビ越しに見る方というか、そういった印象が強かったんですが、これから一緒に同じ大学で学ぶ仲間なんだなっていう。すごくうれしいですね、本当に。
悠仁さまがキャンパスライフを送られる筑波大学。
周辺の飲食店にも歓迎ムードが広まっています。
つけめん・まぜそばむじゃき 中村祥也店長:
身近に天皇家の方が来て違和感というか驚きました。ぜひ来てください。お待ちしております。
客の半分以上が筑波大学の学生という喫茶店も。
こおひいはうすらんぷ・スタッフ:
ぜひ来てコーヒーとか飲んでいただけたらうれしいです。うちはナポリタンがおすすめなのでぜひ食べていただきたいなと思います。
晴れ渡った空のもと、大学生としての一歩を歩み始めた悠仁さま。
7日からはオリエンテーションが始まり、来週14日から授業が行われます。