任期満了に伴い4月6日に告示された出雲市長選挙で、現職の飯塚俊之さんが無投票で再選を決め、2期目への抱負を語りました。

6日に告示された出雲市長選挙で、無投票で再選を決めたのは、無所属の現職・飯塚俊之さんです。飯塚さんは出雲市出身の59歳、出雲市議を3期務めた後、2021年の市長選で初当選しました。

6日は、2024年7月の大雨で被災した日御碕地区で第一声をあげ、防災や減災に力を入れることや市内の観光資源の活用など2期目へのビジョンを訴えていました。

飯塚俊之氏:
半島部、中山間地域をしっかり守っていくこと、市街地においても浸水氾濫が頻発するようになり、それに対してしっかり対策するという決意を改めて誓いたい。

そして無投票での再選が決まった夕方、集まった約120人の支援者に市政運営への抱負を語りました。

飯塚俊之氏:
私がここで指揮者のような役割をすることで、全体的に出雲の底力が上がっていく。そういう役割を担っていきたい。

一期目の時の公約であった中山間地域の振興や脱炭素、デジタル化の推進のほか、人口減少対策を引き続き重要課題として、官民連携による取り組みを進めていく決意を示しました。
出雲市長選が無投票となったのは、2013年以来12年ぶりです。

TSKさんいん中央テレビ
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