春の全国交通安全運動が4月6日から始まるのを前に、4月4日、岩手県庁で開始式が開かれました。
開始式では、盛岡市内の園児たちが八重樫幸治副知事に交通安全を誓いました。
春の全国交通安全運動は、通学に慣れていない児童や生徒が多い毎年4月に行われています。
県警によりますと、2025年1月から4月3日までに県内で発生した交通事故は、件数・けが人とも2024年の同じ時期を上回っているということです。
また2024年に交通事故でけがをした中学生以下の子どもは95人で、このうち21人は自転車や歩いて登下校中の事故でした。
県警 加藤秀昭交通部長
「人身事故の件数が大幅に増加している地域もある。目立つ街頭活動、適切な指導・取り締まりで事故の抑止を図っていきたい」
式の後、街頭ではさっそく、関係者が交通安全を呼び掛けていました。
春の全国交通安全運動は、4月6日から4月15日まで行われます。