宮城県南部のサクラの名所として知られる白石城がある公園でも、4月4日、ソメイヨシノが開花しました。また、柴田町でも4日、しばた桜まつりが開幕しました。

白石城がある白石市の益岡公園はソメイヨシノやシダレザクラなど、約200本のサクラの木が植えられているサクラの名所です。

伊達家の重臣、片倉氏の居城でもある白石城で4日、宣言されたのが…

片倉小十郎景綱などに扮した市の関係者
「殿、ソメイヨシノが咲きましたぞ」
「おー咲いておる。見事じゃ、喜べ!ソメイヨシノ開花!」

開花は去年より2日遅いそうですが、訪れた人たちは早速、咲き始めたサクラを楽しんでいました。

訪れた人
「たまたまきょう来たが咲いていて、やっとこの時季が来たなとうれしい」
「心温まる感じで、もう一度見に来たいなと」

市によりますと、来週半ばには見頃を迎えそうだということです。

一方、同じ県南部の柴田町では、4日から「しばた桜まつり」が始まりました。会場の船岡城址公園とそこから望むことができる一目千本桜は、県内で唯一「さくら名所100選」に選ばれています。

ソメイヨシノの開花は残念ながら「まだ」ですが、シダレザクラなどすでに咲いているものもあり、地元の期待も高まっています。

出店の人
「今年も祭りが始まったということで、いっぱい来てほしい」

「しばた桜まつり」は4月17日までで、期間中は夜桜ライトアップも行われます。

仙台放送
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