4月6日から春の全国交通安全運動が始まるのを前に、4日、宮城県警本部で出発式が行われました。

出発式には警察官など約350人が参加しました。初めに、杉本伸正本部長が「人や車の動きが活発になる時期で、それぞれの職域で交通安全運動を実施してほしい」とあいさつしました。

この後、来週から小学校に入学する子供5人が交通安全の誓いを宣言しました。
「大人も子供もみんなで守ろう交通ルール」

県警によりますと、4月2日までに県内で起きた人身事故は963件で、前の年の同じ時期より60件多くなっています。

県警本部交通企画課 沖興一課長補佐
「この運動をきっかけに、交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践をお願いしたい」

今回の運動では、子供をはじめとする歩行者の安全確保や、自転車のヘルメット着用を含む安全利用などが重点となっていて、警察は4月6日から15日までの期間中、街頭での取り締まりを強化します。

仙台放送
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