農産品や食品の輸出でも落ち込みへの懸念が強まっています。
日本食ブームが高まる中、2024年の輸出額は初めて1兆5000億円台に乗せ、アメリカがトップです。
江藤農水相:
(今回の相互関税は)非常に影響がある。どのような対応が可能か、早急に我々としても検討を進めていきたい。
現在、アメリカの牛肉への関税は26.4%ですが、相互関税により、ほぼ倍になります。
ある加工業者は「今後どう動くか、情報収集を急いでいる」と話しています。
輸出が目立って増えている日本酒業界からも、「飲食店向けが多く、景気の冷え込みが心配だ」との声が上がります。
菓子でもロッテや井村屋グループが看板商品を輸出していて、販売落ち込みへの懸念が広がっています。