大手総合商社の三菱商事は3日に経営戦略を発表し、過去最大となる4兆円以上の投資計画を明らかにしました。
三菱商事・中西勝也社長:
新たな成長の柱となり得る新規投資や、営業グループ間の協業による相乗効果が期待できる競争案件を推進していく。
三菱商事の中西社長は3日に「経営戦略2027」を発表し、過去最大となる4兆円以上の投資計画と、1兆円の自社株買いを行うと明らかにしました。
また、三菱商事の競争力の源泉は「総合力」だと改めて強調し、8つの営業グループの間で「相乗効果の創出」という考え方が社内に浸透し始めていると説明しました。
その上で、こうした相乗効果が期待できる新規構想が複数出てきているとして「着実に実行していく必要がある」と強調しました。