松江市にある島根原子力発電所について、国の原子力規制委員会と原子力規制庁が3日から現地視察に入りました。再稼働した2号機と建設中の3号機の現状などを確認します。

島根原発の現地視察に入ったのは、原子力規制委員会の長崎晋也委員と原子力規制庁の管理官ら合わせて7人です。
この現地視察は、長期の停止期間を経て運転を再開した2号機の稼働状況に加え、建設中の3号機について、運転前にしか見ることができない内部構造の確認などのため実施されたもので、日程は3日と4日の2日間です。

初日は3号機を視察。このうち報道陣には、原子炉建屋上部にある格納容器の中で、委員に対して規制庁の検査監視官が配管設備などについて説明する様子が公開されました。

原子力規制委・長崎晋也委員:
実際に見ることで、こうやって安全管理されていることが分かった。今後より厳格で適正な審査に繋がると思う。

4日は2024年12月に再稼働した2号機で実施される運転検査や機器の試験などへの立ち会いが予定されていて、安全管理など適切な運転が実施されているかチェックが行われます。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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