4月3日は東北医科薬科大学でも入学式が開かれ、新入生448人が新たな一歩を踏み出しました。今年度からは東北の地域医療を支える新たな入試制度を利用した新入生も含まれています。

東北医科薬科大学には今年度、医学部と薬学部、それに大学院を合わせて448人が入学しました。仙台市青葉区で行われた入学式では、大野勲学長が「生活基盤を支える職業として、医師や薬剤師の重要性が再認識されている」と新入生を激励しました。

東北医科薬科大学では、東北の地域医療を支える人材育成のため、卒業後、宮城県を除く東北5県に一定期間勤務することを条件とした「総合型選抜」を実施し、今年度、初めて20人が入学します。

薬学部
「東北だと地方で薬剤師が足りていないという話があるので、地域の人に感謝されるような人になりたい」
保護者
「感無量です。将来多くの人から必要とされる医者になってもらいたい」
医学部
「入学できてうれしい気持ち。コミュニケーションをしっかりとって患者と関係性を築ける信頼される医師になりたい」

新入生は4月8日から講義に臨みます。

仙台放送
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