宮城県蔵王町では３つの駐在所を統合した蔵王駐在所が完成し、４月３日、開所式が行われました。
開所式には警察や蔵王町の関係者などが出席し、管轄する白石警察署長が「安全で安心な町を実現するため、総力を挙げて取り組んでいく」と式辞を述べました。
蔵王駐在所は永野駐在所の建て替えに伴い、永野、宮、平沢の３つの駐在所を統合したものです。２０１８年に東仙台交番で起きた警察官の刺殺事件を受け、県警は駐在所の勤務を見直していて、蔵王駐在所は常時２人以上が勤務する３人体制になるということです。
蔵王駐在所 千葉誠所長
「ここの駐在所を拠点にして複数の警察官が町の治安を守れる。町民が気軽に立ち寄れるような駐在所づくりを目指してがんばりたい」
蔵王駐在所は４月１日から業務を始めています。
