JA県経済連は、政府が放出した備蓄米2000トンを県内用に確保していて、4月中旬以降に県内のAコープやJAの直売所で販売される見通しであることがわかりました。
価格は5キロで3500円前後の見込みです。
政府の備蓄米の1回目の入札では、全体の約14万2000トンのうち、94%をJA全農が落札していて、JA県経済連では、このうち約2000トンを県内用に確保しています。
県内用の備蓄米は、JAグループの鹿児島パールライスで主に混合米として加工され、県内のAコープ71店舗やおいどん市場、ふるさと物産館など、グループの直売所で販売されています。
JA県経済連によりますと、3月、先行して搬入された20トンは4月上旬にAコープなどの店頭に並び、すでに売れてしまったということですが、4月中旬以降、本格的に備蓄米が流通し販売が再開される見通しです。
価格は5キロで3500円前後と、これまでと大きく変わらないということです。
JA県経済連では、今後、備蓄米の追加の入札でも全農を通じて、さらに1000トン程度確保する見通しです。