相互関税の発表を受けて日経平均株価が2025年最大の下げ幅を更新です。

平均株価の値下がり幅は一時1600円を超え、節目の3万5000円を割り込みました。

東京株式市場は、日本への24%という関税率が予想を上回る高い数字だと受け止められ、輸出企業を中心に業績が悪化するとの警戒感が急速に広がりました。

市場関係者からは、「今後各国の交渉内容が注目されるが、先行きは不透明だ」との声があがっています。

一方、外国為替市場の円相場は円高が加速し、一時1ドル=146円台をつけました。

アメリカ景気の先行きへの懸念が高まり、ドルを売って円を買う動きが強まりました。

3日の東京株式市場の日経平均株価は、2日より、989円94銭安い、3万4735円93銭、TOPIX(東証株価指数)は、2568.61で取引を終えました。

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