仙台市若林区の荒浜地区に障がいなどに関わらず誰でも遊ぶことができる屋外の遊び場が完成しました。

新たな屋外の遊び場が完成したのは、津波で被災した若林区荒浜に再びにぎわいを生み出そうと整備された「深沼うみのひろば」の敷地内です。新しい屋外の遊び場は広さ約850平方メートルあり、障がいなどに関わらず誰でも遊ぶことができるインクルーシブな遊具が備えられました。

例えばこちらのすべり台は、車いすのまま入れるスロープに、日常生活をサポートする介助者が一緒に楽しめるよう広々としたつくりになっています。

施設を運営 今野不動産 今野幸輝社長
「障がいのある方が使えるような遊び場がなかったので、まさにこの場所がぴったりだと思う。津波があった場所にこういった施設を造って、もっと人が来てほしい」

またこの日は遊び場のオープンにあわせて、地元の大学生や高校生、NTT東日本などが連携し制作した施設のデジタルマップも公開されました。

仙台放送
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