性と健康に関する正しい知識の普及を目指すプレコンセプションケアについて、今後5年間で認知度80%を目指す施策案が示されました。
「プレコンセプションケア」とは男女ともに性や妊娠・出産に関する知識を身に付け健康管理を行うよう促す取り組みです。
この「プレコン」の普及に向け、こども家庭庁の検討会で今後5年間で取り組む施策の案が示されました。
案では、若い世代でのプレコンの認知度を「5年後に80%を目指す」としたほか、学校や企業などで助言を行う「プレコンサポーター」の育成などが盛り込まれました。
日本で初めて「プレコンセプションケアセンター」を開設した国立成育医療研究センターの三戸麻子医師は「若い人や小学生の親子さんなど、全ての年代の人たちがプレコンセプションケアに楽しく接せられるような機会を作っていけるといいのかなと思います。誰が行っても同じ質を担保できるような体制やチーム作り、システム作りっていうのも必要だと思います。」と話しています。