岩手県の花巻市消防本部は、2024年12月13日に酒気帯び運転で摘発された男性消防士を、2025年3月26日付けで懲戒免職処分としました。
懲戒免職処分を受けたのは花巻市消防本部の20代の男性消防士です。
花巻市消防本部によりますと、男性消防士は2024年12月12日の午後6時ごろから、花巻市内で開かれた消防本部の忘年会や別の飲食店で、合わせて10杯以上の酒を飲んだ後、自家用車を運転。
そして翌日の午前2時ごろ、市内を4キロほど走行して帰宅したところを警察に呼び止められ、その場で呼気検査をした結果、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
その後2025年2月27日に花巻区検察庁により略式起訴され、同年3月13日、花巻簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けていました。
花巻市消防本部の八重樫晴彦消防長は、「市民の皆様の安全安心を担う消防職員がこのような酒気帯び運転を犯し、大変申し訳なく思っております。交通安全に対する一層の指導強化を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。