岩手県内に住む16歳未満の少女と同意なく性行為に及んだ罪などに問われている秋田県能代市の元職員に対し、盛岡地方裁判所は3月25日、懲役5年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは秋田県能代市の元職員・高橋空雅被告(23)です。

判決によりますと、高橋被告は2024年8月と9月の2度にわたり、SNSで知り合った岩手県南部に住む16歳未満の少女と同意なく性行為に及び性的な姿を撮影したほか、2024年10月に岩手県南部に住む別の10代の少女に対し、面会を強要するなどしました。

25日の判決公判で盛岡地裁の中島真一郎裁判長は、「性欲の赴くまま、被害者の精神的未熟さにつけ込み各犯行に及んでいて卑劣かつ身勝手と言うほかない」などと指摘。
「事実を認め反省の態度を示しているが、それを考慮しても刑事責任は重いと言うべき」として、高橋被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。