各地で危険運転が相次ぎ、大阪市で自転車が“ノールック”で車道に飛び出す危険な瞬間がカメラに捉えられた。一方、和歌山市では、2人乗りのバイクが歩道を爆走。歩道には自転車もおり、事故寸前の状況だった。
“ノールック”片手運転で飛び出す自転車
大阪市で9日午後1時半頃に撮影されたのは、ドライバーが思わずクラクションを鳴らした瞬間だ。

歩道を走っていた自転車が、後方を確認せずに“ノールック”で飛び出してきたのだ。
しかも、左手をポケットに入れたままの“片手運転”だった。
当時を振り返り、撮影者は「感情より先にブレーキとクラクションを反射的に行って、その後でこんなところから飛び出してくるのかという衝撃というか驚き」だったと語る。

撮影者によると、自転車に乗っていたのは20代から30代の男性で、直後にはこちらを威嚇するかのように振り返りながらペダルをこいでいたという。
撮影者は「こちらを睨みつけてくるような態度で、全く悪びれる様子もなかったので、自分がすごい危険な運転をしているというのをしっかり理解してほしい」と自転車の人物に呼びかけている。
信号待ちの前を2人乗りバイクが歩道爆走
和歌山市で18日午後4時すぎ、こちらでも悪びれる様子のない危険運転がカメラに捉えられた。
当時、ドライバーは信号待ちをしていた。

その時、2人乗りのバイクが交差点に進入すると、そのまま歩道を駆け抜けていった。目の当たりにしたドライバーは思わず、「はあ?横断歩道を渡ったよね…すごいな」と呟く。

後ろの映像を確認すると、脇道から出てきたバイクはスピードを緩めることなく歩道を爆走しているのがわかる。近くには自転車も走っており、極めて危険な運転だった。
ドライバーによると、運転していたのは若者とみられ、その後、大きな音をとどろかせながら我が物顔で走り去ったという。
(「イット!」 3月24日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)