南城市は通信事業者と連携し、水道と電気の使用状況から一人暮らしの高齢者を見守る全国で初めての実証実験を4月から始めます。
南城市では、2021年から通信事業者と共にデジタル技術を活用して、水道の使用状況から高齢者を見守る事業を行っていました。
新たな実証実験では水道だけでなく、電力の使用データも加える全国で初めての取り組みで、生活リズムをより詳細に把握することにより使用状況からデータの異変を察知することができます。
データに変化が見られれば家族や介護事業者に連絡が行くシステムになっていて、南城市の古謝市長は「高齢者が安心して暮らせるようICT技術を活用した見守りサービスの可能性を検証したい」と期待を寄せています。
この実証実験は4月から1年間、市が選んだ10世帯を対象に行われます。