北朝鮮の金正恩総書記が最新型ミサイルの試験発射を視察しました。
21日付の労働新聞は空中で爆発するミサイルや視察する金総書記の様子を掲載し、20日に行われた最新型の地対空ミサイルの試験発射が成功したと報じました。
最新型ミサイルの本格的な生産が軍需工業企業所で始まったとしていて、記事では金総書記が「誇るべき戦闘的性能を備えたもう一つの重要防御兵器システムを我が軍に装備することになった」と述べたと伝えています。
韓国軍は20日午前9時頃平壌郊外の温泉(オンチョン)付近から黄海上に発射された数発のミサイルを捉えたと21日に発表していて、北朝鮮の発表はこのミサイルを指すとみられます。
アメリカ軍と韓国軍は20日まで合同軍事演習「フリーダムシールド」を行っていて、北朝鮮のミサイル発射は訓練の終了宣言前に確認されたということです。