福岡市で信号無視で交差点を直進するライダーの姿がカメラに捉えられた。右折待ちの車がいる中、減速もせずに走り抜ける危険運転に、撮影者は「迷惑でしかない」と憤る。一方、茨城県では一時停止を無視した軽自動車がT字路で衝突。ドライバーは回避しようとしたが間に合わず、車は大破し廃車になった。けが人はなかったが、「注意力が散漫になっていたのでは」と話す。
交差点で信号無視のライダーが危険走行
福岡市の交差点で2月27日午後4時半頃、右折する撮影者が目の当たりにしたのは、赤信号にも関わらず我が物顔で信号無視して直進するライダーだった。
当時のライダーの様子について撮影者は、「ゆっくり進入してきて見せびらかすように走り抜けた。『そんな俺かっけぇだろ』みたいな印象」と振り返る。

撮影者がそう思うのも無理もなかった。現場では車が1台、2台と右折していたが、その後ろにはまだ右折を待つ車がいたのだ。
車が待っているにも関わらず、ライダーはスピードを緩めることなく交差点に進入し、車の間を縫うように走り去った。

スリルを味わっていたのか、それとも自慢の愛車を見せつけたかったのか。あまりに身勝手な運転に撮影者は、「相手を巻き込むかもしれないです。迷惑でしかないですね本当に」と話す。
一時停止を無視した軽自動車が衝突事故
茨城県内の道路でも2月24日午後5時頃、“止まらない車両”が撮影されていた。
当時、撮影者はT字路の交差点にさしかかっていた。

次の瞬間、左側から一時停止を無視した軽自動車と出会い頭に衝突。撮影者は咄嗟にハンドルを切っていたが、避けることはできなかった。
衝突の瞬間について撮影者は、「一時停止のところで飛び出してくる予測はなかなかしきれず、私的には想定外でした」と語っている。

車はぶつかった衝撃で左側のフロント部分が大きくへこみ大破し、廃車になってしまったという。
撮影者によると相手は40代くらいの女性だというが、一体なぜ一時停止を無視してしまったのか。
撮影者は、「助手席にお母様が乗っていたようですので、話をしていたか、注意力が散漫になって標識を見落としていたか」と推察する。幸い、この事故でけが人は出ていないという。
(「イット!」 3月6日放送より)