大分市のJR大分駅周辺で2024年10月、暴走バイク集団が歩行者の間で蛇行運転や逆走を繰り返した。駅前で行われた危険運転を受け、警察は厳しく取り締まる方針を示していた。そして約4か月後、暴走に関与した16歳と17歳の少年4人が逮捕。拡声器やステッカーで装飾されたバイクも押収された。また、当時暴走していたバイクは5台だったため、警察はさらに共犯者がいるとみて捜査を進めている。
ハロウィーンに暴走バイク集団が出現
2024年10月31日、ハロウィーンで多くの人がにぎわう大分市のJR大分駅前周辺は、“暴走バイク集団”が現れたことで無法地帯と化していた。
撮影されたのは、爆音を響かせながら交差点に猛スピードで突っ込むバイクが、歩行者の間をクネクネと蛇行運転していく様子だ。

さらに、2台のバイクが突然Uターンしたかと思うと、そのまま逆走を始めた。駅前に仮装を楽しみに来た人々が集まる中、バイクは危険な暴走を続けていた。
警察は「厳しく取り締まりをしていく」とコメントしていた。
暴走バイク押収…少年4人を逮捕
それから約4カ月後、16歳と17歳の少年4人が逮捕され、危険運転を行っていたバイクが押収された。

暴走行為が行われたとみられるハロウィーン当日には、テープやランプなどで装飾が施されていたという。

押収されたバイクには拡声器が取り付けられ、「九州爆音小僧」などと書かれたステッカーが貼られていた。
少年4人は友人関係にあるとされ、当時暴走していたバイクはあわせて5台あったという。警察は共犯者がいるとみて捜査を続けている。
(「イット!」 2月28日放送より)
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