埼玉県川越市の無人古着店で5日、男がわずか1分で古着3着を盗む事件が起きた。男はSNSで入荷を告知していた“目玉商品”を狙い、代金を払わずに走り去った。被害額は約3万円。店の社長は、犯人がSNSフォロワーの可能性を指摘し、被害届を提出。警察は窃盗事件として捜査している。
“目玉商品”狙いか?堂々と商品物色する男
埼玉県川越市の無人古着店で5日午前4時頃に撮影されたのは、わずか1分間で、慣れた手つきで古着3着を盗み去った“目玉商品ドロボー”の姿だ。
被害にあった店の社長は、「ピックアップアイテムとして掲示していた商品を2着盗まれました」と語る。

窃盗犯が現われたのは、まだ日が昇らない午前4時頃だ。キャップとフードを被った男が、スマホを操作しながら入店した。
店に入るやいなや男が見ていたのは、店がインスタグラムで入荷を告知していたビンテージ古着だ。その後も品定めを続けながら、店内をぐるりと一周していく。

すると、男は好みの古着を見つけたのか、ブラウンのジャケットを手に取った。そしてすぐに向かったのは、店が入荷を告知していた“目玉商品”が置かれた場所だ。男は先ほど見ていたデニムジャケット、そしてMA-1をハンガーから外していく。

会計をするのかと思いきや、なんと代金を支払うことなく、そのまま店から走り去っていった。犯行時間はわずか1分で、目玉商品を含む古着3着が盗まれ、被害額は約3万円に上る。
犯人はSNSを見ていたフォロワーか?
一体、誰がこのような犯行に及んだのか。

被害にあった店の社長には心当たりがあった。「ピックアップアイテムを知っているということは、フォロワーさまなのかなっていう認識はしております」とコメント。
店は被害届を提出し、警察が窃盗事件として“目玉商品ドロボー”の行方を追っている。
(「イット!」 2月17日放送より)
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