琉球漆器の伝統技術の伝承を目指す事業を通じて若手職人が手掛けた作品の販売会が行われました。

那覇市で開かれた販売会には夜光貝などの貝殻を切って漆器の表面にはめ込んだり貼りつけたりする「螺鈿(らでん)」と呼ばれる技法を用い4人の若手職人が手掛けたアクセサリーや小物入れなど日常生活で使える作品が並びました。

この事業は後継者不足などが大きな課題となっている琉球漆器の技術継承を目的に琉球銀行が2019年から取り組んでいるものです。

島袋香子さん:
貝の特徴を捉えて工程の中で切ったり貼ったりするのが結構難しくて、それを現代の商品に活かすということがテーマだったかなと思っています

嘉数翔さん:
昔のものを見る学ぶ自分が作ってみるということを通して
器もそうですしアクセサリーも含めて色んなバリエーションでフットワーク軽くあ
まり固くならずに活動できる作家・研究者でいたいと思います

訪れた人は:
細かく作り方とか聞いたりして素敵なお仕事だなと思って

訪れた人は:
現代風にアレンジしながら伝統を繋いでいくということを考えていると思うので素晴らしいと思います

この事業では若手職人たちが高い技術が求められる王朝時代の琉球漆器の復刻にも挑戦していて、琉球銀行は今後も沖縄の伝統文化の伝承に貢献していきたいとしています。

沖縄テレビ
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