韓国の高速道路で1月、雪でスリップしたとみられる高速バスが車列に突っ込み、10台もの車が絡む事故が発生。この日は旧正月の連休3日目であり、大雪も重なり渋滞が起きていた。また、別の場所でも車28台が絡む事故や、乗用車1台と2台のバスが衝突する事故が発生。各地で雪による事故が相次ぐ事態となった。
高速道路でバスがスリップ…複数人がケガ
韓国・江原道で1月27日に撮影されたのは、車に追突しながら迫り来る高速バス。10台もの車が絡む事故の瞬間。
深々と雪が降りしきる中、高速道路で事故は起きた。この日は、旧正月の連休3日目とあって、帰省ラッシュが本格化する中、記録的な大雪も重なり、渋滞が発生していた。

そうした状況の中、雪でスリップしたとみられるバスが勢いよく車列に突っ込んだ。この事故により、車の運転手やバスの乗客など9人がけがをし、病院に搬送された。
雪による事故が相次いで発生
またこの日、韓国では各地で雪による事故が相次いで発生していた。

慶尚北道では吹雪で視界が悪くなり、車28台が絡む事故が発生していた。事故を目の当たりにした人は、「前で車1台が回転して、次々と車がぶつかった」と事故の様子を語っている。

さらに、この現場からわずか1km先の道路でも、乗用車1台と2台のバスが衝突する事故が発生。現場では、窓から乗客たちが救出される様子も見られた。
この事故で計35人がけが、うち2人が重傷を負っている。また、付近の道路では2時間に渡り渋滞が発生したという。
(「イット!」 2月6日放送より)
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