東京・原宿にある、サモエド犬と触れ合えるカフェが外国人観光客に大盛況だ。
つぶらな瞳と純白でふわふわな毛、温かさが人気で、サモエドと触れ合う動画がSNSで拡散。
日本の寒波のなか、観光客らは“もふもふ”の暖かさを堪能していた。

“モフモフ”の癒やし空間

最強寒波の影響で、東京都心が真冬の寒さに包まれた3日。
取材班は東京・原宿のとあるビルの一室にある「サモエドカフェmoffu原宿店」に向かった。

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雪のように白く、柔らかな毛で体が覆われた大型犬「サモエド」と触れ合える。

たくさんの“モフモフ”が
たくさんの“モフモフ”が

「満足感がすごかったです」「ずっしりしてて、モチモチしてて本当にかわいい。癒やしです」とお客さんはサモエドとのふれあいを楽しんでいた。

外国人観光客も夢中

つぶらな瞳と純白でふわふわな毛の特徴から「歩くぬいぐるみ」とも言われるサモエド。

中国から来た客も、とてもかわいい」と話していた。

サモエドは、世界各地から日本を訪れた外国人観光客からの人気が急上昇中なのだという。

ハワイから来た客も、カワイイ。もふもふ」と興奮していた。

SNSで人気拡大

訪れた外国人の多くが日本語で「もふもふ」。
SNSがサモエド人気の火付け役になっていた。

オーストラリアから客:
TikTokで見たの。ここに来た人がオススメって言ってて。

日本でサモエドと触れあったもふもふ体験を投稿した動画が海外で話題に。

ロシアでは“暖房代わり”のサモエド

この店は2024年オープンしたばかりにも関わらず、連日、多くの外国人観光客が詰めかけていた。

サモエドカフェmoffu原宿店・松川日菜さん:
多いときは半分海外のお客さま。国内外問わず遠いところから「インスタ見て来ました」で結構SNSで広がって来てくださる方が多い。

サモエドはロシアのシベリア地方が原産の大型犬。極寒の地で人と体を温め合い、暖房代わりにもなってきたという。

南麻布市動物病院 顧問獣医師・佐藤貴紀さん:
毛はダブルコートって言われ、少し上の毛は硬くて下の毛は柔らかい。そしてかなり密集している。(寒い地方で)体を温かくするために、歴史の中でどんどん毛も増えていった。

温暖な地域から来た観光客が堪能

そこで、「イット!」取材班も1歳メスのサモエド・ベルちゃんとの触れ合い体験をしてみた。

記者もサモエドとのふれあい体験
記者もサモエドとのふれあい体験

記者:
もふもふですごい温かいです。

このサモエドの体の温かさが、真冬の寒さの日本で外国人観光客に人気を集める理由の一つになっている。

ハワイから来た客:
とても厚いコートを着ているようだね。

ハワイやマレーシア、オーストラリアなど、温暖な地域から来た観光客がもふもふの温かさを堪能していた。

記者:
日本の気候は?

オーストラリアから来た客:
とても寒い。寒さには慣れていないの。

記者:
サモエドは温かい? 

オーストラリアから来た客:
毛皮はブラケットみたい。めちゃめちゃモフモフだから、ギュッとして温まりたい。
(「イット!」2月3日放送より)

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